4大監査法人

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ある男の1日

ある月曜日の朝、
公認会計士のM氏は目覚めた。

 

時間は9時半。

 

今日は休みではない。

 

会社の就業時間は9時15分。

 

とっくに過ぎている。

 

M氏はゆっくりと支度をし、オフィスに向かう。

 

到着時間は11時。

 

オフィスのエレベーターで同期のA氏に鉢合わせる。

 

彼も同じタイミングで出社していた。

 

A氏「おはよう。今日はお互いゆっくりだね。
   PC置いてランチでも行かない?
   神田に美味しいフレンチがあるんだよ。」

 

M氏「おー、良いね!行こう行こう!」

 

 

カバンを置き、そして・・・

 

 

 

2時間後

 

 

・・・

 

 

オフィスに戻る一向

 

 

M氏「いやー、ホンマ上手かったわー。
   また行こう!じゃあ後ほど。」

 

 

A氏に別れを告げ、日替わりのデスクに向かう。

 

 

時間は13時を過ぎている。

 

まだPCの電源すら入れていない。

 

デスクに座ろうとしたその時、
M氏は背後から気配を感じ取った。

 

 

後ろに立っていたのは、後輩K氏だった。

 

K氏は社内でも仲が良く、仕事も
出来るM氏イチオシの後輩である。

 

 

K氏「○○さん(○○はM氏の下の名前)
お疲れ様です。」

 

M氏「おぉー、お疲れ〜。
   ちょっとコーヒーでも行かない?
   あの話しの続きも聞きたいし。」

 

K氏「ああ、良いっすよー。行きましょう。」

 

 

・・・

 

 

−オフィス内にあるカフェにて−

 

 

M氏「例の西スポの件、どうなった?」

 

 

K氏「結局、破談に終わったらしいですよ。」

 

M氏「マジか!?結構いい線行ってたと思うんだけどなー。」

 

 

 

西スポ、正式名称は西村スポーツ新聞。

 

社内のゴシップ記事に関しては随一の情報力
ではあるが、ガセネタの多さゆえに東スポと
対比して西スポと揶揄される。

 

西村氏も公認会計士である。

 

 

社内では、K氏同期の女性とM氏同期の男性
の熱愛のウワサで持ちきりだったのだ。

 

 

M氏「いやー、残念だったなー。完全にクロ
   だと思ったのに。」

 

K氏「ホントですよね。でも、もう一つのネタ
   を西スポから仕入れてきましたよ。」

 

M氏「マジか! で、どんな話?」

 

K氏「実はですね・・・」

 

 

・・・

 

 

このような
井戸端クラスの低レベルな会話に
花を咲かすこと一時間。

 

 

情報収集タイム、終了。

 

M氏「いやー、良い話聞けたよ。
  あしたもお茶しようぜー。」

 

K氏「分かりました。明日は3時ぐらいに行きましょう。」

 

 

ようやくデスクに向かうM氏。

 

本日初めてのPCオープンである。

 

 

最初にメールの受信状況を確認する。

 

 

新着メールは15件

 

タイトルは・・・

 

「ワンダーフォーゲル部からのお知らせ」

 

「今週金曜の打ち上げについて」

 

「同期会は延期となりました」

 

「カレー部、明日活動します。」

 

 

どれもくだらない!!

 

15通目にはこんなタイトルが。

 

 

「16時に」

 

 

・・・

 

 

 

・・・

 

 

 

 

A氏だ!

 

 

さっきフレンチ食べたばかりなのに。

 

16時から今度はお茶だ。

 

 

そんなこんなで、

 

メールを返信したり、
フレンチを堪能したり、
お茶を飲んだり、

 

 

まさに
昼下がりの主婦のような優雅さである。

 

 

そして18時過ぎには家路につく。

 

一日の業務、終了である。

 

                           以上

 

 

 

これは完全に実話です。

 

 

何なんだ、この会社(M氏)?

 

と、思うでしょう。

 

 

そうです。

 

これが・・・

 

監査法人」なのです(どーん!)

 

 

M氏は・・・

 

そうです。

 

「僕」でーす!(分かっとるわい!)

 

 

超正確には

 

閑散期」の監査法人における

 

アンアサイン」の僕なのです。

ここがヘンだよ監査法人

では、ここから
監査法人の特徴をお話ししていきます。

 

 

具体的に列挙しますと・・・

 

入社8年目(マネージャーに昇格する)までは、固定デスクがない。
9時15分(あるいは9時)始業でも、その時間にほとんど人がいない
繁忙期はタクシー帰り、閑散期は定時帰り
アンアサイン時は基本、自由
ジョブごとに上司はいるものの、固定化されていない。

 

 

まず、一般企業と比較しますと

 

監査法人は公認会計士からなる専門職集団

 

ですので、時間による管理という概念はなく、作業(タスク)による管理を重視しています。

 

なので、決まった時間に来ることが重要なのではなく、
決められた業務を決められた時間内に終わらせることが
重要なのです。(これ大事!)

 

 

従って、
一年の中でもこなすべき業務が最も
多い4月、5月、1月あたりは「繁忙期」

 

やることがほとんどない8月、9月あたりが「閑散期」となり、

 

就業時間や残業時間も当然変わってきます。

 

決められた業務割り当てがない「アンアサイン」であれば、
基本的にはどう振舞おうが誰も何も文句は言いません。

 

 

また、現場での作業がメインとなるため、固定デスクが貸与されるのは入社8年目(目安)
以降のマネージャーからということになります。

 

 

それまでは、LANと電源コードのある
通称「スタッフルーム」に
朝、来た人から順に席を確保する形になります。

 

 

また、監査するクライアントごとに上司がコロコロ変わります。

 

 

ある作業が終われば、別の作業は別の上司からの指示を仰ぐという
「作業による管理」を重視しているからです。

 

 

一般企業とは全く違った面白さが監査法人にはあります。

 

 

監査法人にいる会計士を一言で表わすと、

 

ズバリ

 

遊牧民の季節労働者

 

です!

 

ある意味で、最も原始的な労働形態ですね。

 

P.S.

 

ちなみに物語の中で登場する神田のフレンチですが、
こちらも実在します。

 

http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13026224/dtlmap/

 

 

あずさ監査法人時代は足繁く通いました。

 

本当に美味しいので、是非食べてみて下さい☆

 

 

本日はこれで以上です。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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日商簿記検定3級、2級、1級、全経上級、税理士、公認会計士の6つの試験を制した松本翔が、受験学校では絶対に教えてくれない悪魔的な手法(簿記の裏ワザ)を駆使して、日商簿記検定合格の秘訣を伝授します!

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